(01- 世界一わかりやすい英語の勉強法)
◆これから英語を始めようと考えている方や、
英語の上達で悩んでいる方におすすめの本です。
共感できる部分はたくさんあります。
・英語を学ぶことで価値観が変わる
・英語の細かな例外ルールはまずは気にしない
・成功イメージ、失敗イメージをうまく利用して、モチベーションキープ
等々。
「細かな例外ルールはまずは気にしない」は、
『まずは大局を理解しておく事が大切です。(途中省略)細かいことは、その後で少し
ずつ覚えていったらよいのです。』 (P214、記憶力を強くする/池谷裕二著より引用)
にもつながり、経験的にも納得できます。
英検、トイック、日常会話などいろいろありますが、
それらは『同じ英語だけど土俵が違う』という内容も印象的で、
土俵が違っても、英語は英語です。
共通することはもちろん多く、それぞれに対しては多少の対策を立てることが大切です。
◆単語の勉強方法が書いてあります。
1ヶ月で1,000単語覚える方法も書いてあります。
毎日2時間ほどかかりかなりハードそうですが、
興味のある方は詳しい方法を読んでみて下さい。
個人的には、1ヵ月間、仮にやり通せても、
その後の長期記憶定着の為には何か工夫が必要なのでは?と思います。
短期記憶の話で出てきた、
1日に7個程度の記憶を繰り返すことで長期記憶にしていく、
という話からはかなり無理のある話ですが、
語彙不足の状態では勉強の効率がとても悪いことを考えると、
初めにそれだけボキャビルに力を入れるのは
あとあと効率の良い英語学習につながるのかなとも思います。
ボキャビルには、まず自分の語彙レベルを知ってから、
勉強を始める事をおすすめします。
ボキャブラリーサイズテスト等です。
◆全体的な学習の順序としては、
1.単語
2.文法・リーディング
3.リスニング
4.ライティング・スピーキング
の順で学習をすすめる事をおすすめしています。
基礎をある程度身につけ、その後に、読む・聞く・書く・話す
のスキルを上達させて行く順番です。
受信スキル・発信スキルにも置き換えられます。
Ⅰ基礎(単語・文法)
Ⅱ受信スキル(読む・聞く)
Ⅲ発信スキル(書く・話す)
このサイクルを繰り返し、徐々に全体のレベルを上げていくイメージです。
英語を習いたいから英会話学校へ行く、のも良いですが、
スピーキングができるようになる為の道のりも、
しっかり頭に入れておきましょう。