スピーキング

**目標:いろいろな国の人が話す英語が聞き取れ、いろいろな国の人に分かりやすい英語を話すことができる
学習初期:間違ってもとにかく話して情報量の多さでコミュニケーション
学習中期~後期:正確さに重点を置き、自然な英語でコミュニケーションが取れる
*’ネイティブのようになる’は高すぎる目標

**学習方法:
・単語は話すときによく出てくる単語から覚えていく
・語頻出度5,000語レベル位までの単語は多義性を意識した学習が必要
・学習⇒ドリル⇒獲得、のフローで習得
・音読、シャドーイング、リピーティングを行う
・英語を英語で理解する、日本語を介して理解する、の組み合わせが大切

【1】 基礎学習:単語習得、文法学習
・頻出度の高い英単語を学習
・文法の大まかなルールを学習
 – 重要文法事項;
1「文型」「動詞(自動詞・他動詞)」
2「時制」「冠詞・単数・複数」
3「代名詞」「形容詞」「副詞」

 – 無生物主語に慣れる
つかえると思った文、有用だと思う例文の丸暗記をする(1000個位)
1 日常会話、頻出フレーズなどから、単語と単語のつながりを丸暗記する
2 1と同じタイミングで文法も学習することにより文法習得が活きてくる
3 1、2を繰り返すことで文法を意識しなくても英語が使えるようになる

【2】反復半矯正発話練習
・半強制スピーキング練習(ドリル学習でスピーキング力の土台を作る)
– アーミーメソッド ⇒eg. 英語教授法アーミーメソッド

【3】実践コミュニケーション
・下記の課題にバランスよく取り組む
 – 自分のもっている絵の内容を相手に伝える、与えられた状況でロールプレイ
 – 何枚かの絵を相手に順番に並べてもらう
 – テーマについてのディスカッション
 – 再話:人に出来事や学んだ事などをを伝える
・おしゃべりする能力、説明する能力(描写能力)、議論する能力をバランスよく学習
流暢さに重点をおいた学習、誤りを気付く事に重点をおいた学習等でバランスのとれた学習

◇メモ:スピーキングとリスニングの相関は .73と比較的高いが、リスニングで80点以上とった者のうち、スピーキングでも80点以上とれたのは半分しかいなかった/3種類の分類:状況別の会話力、ディスカッション能力、描写能力/自然にネイティブの発想の英語で話せるようになった人は、たいてい英語圏に10年以上住んでその言語文化を吸収したような人たち/

 

**教材

NHKテキスト
語彙レベルや表現がレベルに合わせてあり迷ったらこれ
使えると思った英文、興味のある英文は覚えてしまうくらいまで繰り返し読む

 

**NG

– 学習初期からのレベルアップには、’英語は間違いを恐れないでどんどん話す’はNG。短期的には良いが長期的には悪影響。